2ヶ月前、1ヶ月前、2週間前、いや数日前、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し入国制限や感染拡大地域の封鎖、スポーツやイベントが軒並み延期や中止に追い込まれているこの状況を誰が想像できたでしょうか。
実際に私もどこかで楽観視して、この状況を想像できなかった自分を反省しています。

スポーツクラブやライブハウスでの集団感染が確認されて以降も営業を継続していたとき、15日までの臨時休業を決定したときも、賛否両論の貴重なご意見をいただきました。
正直に言うならば、経験したことのないこの状況で何が正解か全くわかりません。
どこに向かって進むべきか考え、悩んでもなお、未だ暗闇の中、光を見つけることさえできません。

ただ一つこの状況で、いやこの状況だからこそ再確認できたのは、今こそヨガが必要だと言うことです。
制限された生活、先行きが見えない状況、見えない菌をおそれる心、求めるものが不足して手に入らない状況、株価の暴落、景気の悪化、思惑の見えない政治・・・。
制限された生活の中、ストレスは溜まる一方です。
身体を動かさず、ストレスを抱えていれば、心もガチガチに硬くなってしまいます。

いま最も重要なのはウイルスに負けない身体を作ることではないでしょうか?
免疫力を上げることがいま最も重要だと考えます。
柔軟な心は柔軟な身体によって育まれます。

立場を度外視して言うなら、集団が集まるところがダメなら、スタジオではなく家や公園でヨガをしてください。
知らずに溜まったストレスを手放し、重圧から解放された自分を取り戻すことができるはずです。
正しい道を見極められる思考が戻ってくるはずです。

未だ終息の見えない自粛ムードの中、営業を再開するにあたり、多くのリスクがあるのもわかっているつもりです。
十分な対策と考えていても、まったく十分でないかもしれません。

ですが、「ヨガを通して集まれる場所」「プラスのエネルギーが交換できる空間」を作りたいという15年前にスタジオを立ち上げた当初の初心に戻り、賛否両論ある中、営業再開の一歩を踏み出します。

笑顔でヨガをする毎日があたりまえではなかったこと、笑顔で会話をする時間があたりまえではなかったこと、見えない菌を恐れずに生活できていたこと、情報に振り回されない判断ができていたこと、
改めて何が大切なものかを痛感し、あたりまえであった日常に感謝します。

早期の終息を向かえて、笑顔で笑い声の絶えないスタジオが早く戻ってくるのを心から祈っております。

                 トータルボディヨガ 代表 房前光芳